※この記事は、地上波がデジタル化される前に行っていた、linux-boxによる録画サーバーの構築レポートです。現在は廃止済みです。
我が家では東芝のREGZA にLANを介してハードディスクを接続して地デジの録画を行っています。また、地デジを録画したものは著作権保護の(コピーワンス)の関係で編集ができないため、一部の番組はPCに内蔵したチューナーを利用してアナログ放送を録画していました。
PCは書斎に設置してあったのですが、我が家の部屋割りの変更により私がPCを設置している部屋で寝ることになってしまいました。要するに書斎の消滅です。実際に書斎に寝てみると、PCの動作音 がかなり大きいことに気がつきました。静穏タイプの電源を使用していても電源とCPUのファンの動作音が気になります。
私のPC録画の使用方法は以下のものです。
- 二ヶ国語放送の深夜番組を録画
- 動画編集ソフトを使用して英語音声を抜出し
- 抜出した英語音声を携帯プレイヤーに入れ、通勤途中に聴く
上記の流れはREGZAとハードディスクでは実現できないので、アナログ放送の録画が必要になります。また、深夜番組を録画することも必須なため、安眠のためにPCとは別の録画方法を検討することとしました。
最初に考えたのは東芝の VARDIA の購入です。東芝のVARDIAにはネットdeダビング機能がついており、非公式ながらLANを介してPCに録画ファイルを転送することできるので、VARDIAをリビングに設置すれば私の目的は達成することができます。しかし、デジタル放送を高画質でDVD永久保存したいというニーズが全くない私としては、割高な買い物になってしまいます。
そこで玄箱をもう一台購入して録画サーバーを構築することにしました。玄箱HG、500GBハードディスク、中古USBチューナであれば、総額3万円程度でそろえることができ、VARDIAの半額以下である上に、玄箱であればこのWebサイトを運用している1台目の玄箱のバックアップ機能など複合的に使用することができます。
早速、楽天で玄箱HGと500GBハードディスクを調達し、玄箱で使用可能なUSBチューナーPC-MV7DX/U2をオークションで調達しました。(PC-MV7DX/U2は現在新品で購入することはできません。)
玄箱を利用して録画サーバーを構築する方法は「玄箱をハックしよう!」に解説されています。この本に載っている手順で行えば構築ができるのですが、本に載っている方法は 玄箱HG ではなく初代玄箱用のものになります。本の著者である山下さんのWebサイトにある補足を取り入れることで玄箱HGでも構築が可能となります。